誤飲
アンケートはインターネット調査会社に委託し、7月に実施。多かったのは、包装紙など紙類522件▽シール502件▽医薬品493件▽たばこ489件▽シャボン玉の液414件など。1歳が最も多い2353件で、0歳1825件、2歳1113件だった。
「乾電池がのどに詰まり、取り除く手術を受けた」(1歳)、「おもちゃに張られたシールを食べて息ができなくなった」(同)といった危険なケースもあった。
結果を受け、都は保護者向けの冊子(A4判8ページ)を4万部作り、10月下旬に保育所などで配り始めた。吐かせる方法を漫画で紹介し、応急措置も掲載。「間違った措置で症状が悪化する恐れがある」と担当者は話す。
10月からは工業デザインや育児の専門家らによる協議会で、誤飲しにくい医薬品用容器の活用方法を検討している。欧米では、両脇を押しながら回さないと開 かないキャップなど、子どもが開けにくい容器が実用化されている。都は今年度中に対策内容をまとめ、国などに提言する。(岡雄一郎)
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